日本の将来が見えない

今日はとあるITエンジニアベンチャー主催のミートアップにいって、そこで日本の縮図を見た気がします。

会はパネルディスカッションのAMA形式で催され、参加者は老若男女国籍を問わない人達。その中に、大手企業の重役らしき人が2人質問をしていました。

強いて言えば

主催側: 新しい時代
質問側: 古い時代

というような構図。

その重役らしき2人の質問といったら。

質問になってない。若い力にケンカふっかけてるだけ。

僕を含め、ITベンチャーが今の時代のスピードやグローバル化についていけているが、大手は苦戦している、という趣旨の問答が多かった。

対して古い時代は、過去の栄光にすがった、時代についていけてないことを散々述べて、それに対してどう思う？と。しかも見当違いな政治論(ごく一部は賛同できたが 笑)を持ち出して、その問答に対して”俺が正しいんだ！”といわんばかりの発言。あれば質問ではない。

昔の日本が強かった栄光の時代は”世界で1番!”と言える商品を作れたからだ。
今はどこの大手企業を見ても、ダントツ1番どころか2番すら危ういものばかりではないのか。あたかも自分達がそのクオリティを維持してるかのような物言い。
こんなのが大手企業で、”1番”もっている下請をいじめて、若いクリエイティビティを押しつぶしてきたんだなと。

経験はもちろん大事だし、尊重されるべきとは思うけれども、世の中は常に変わっているんだから、その経験があてにならないことがあるはず。特に今の時代、第四次産業革命が目の前に迫ってるときにこんな目の上のタンコブが日本を牛耳ってるのならお先真っ暗。そのツケが回って来る頃にはその重鎮様はご隠居でしょう。
イライラしました。

でもそれ以上にinspiringな会だったので、結果としてはとても楽しい日でした。

ミートアップ主催側がそんな企業に買収されて、押しつぶされないように切に願います。

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