今は「組織」が崩れ去っていく時期。
国という組織すらもう崩壊に向かっている。

そういう時勢にあって、
独立的に活動する人々がDAOを形成し、

これから先の地球がどうなっていくのか
未来の学びや暮らし、エコシステムについて
対話と実装（prototyping）を重ねている。

背負わず、
自身の持てるものだけで立ち
活動をしている人達は、

この情勢にほぼ影響を受けず
特に何の問題もなく暮らしている。

背負う従業員もなくチームもなく、
たとえチームをつくっていたとしても

それぞれが独立し、ただ目的のために集まり
軽やかにプロジェクトを遂行しているだけだ。

そして、ミッションを完遂したら解散する。

従って、DAOの大前提は「自律」

即ち「個（independent）」が
ピンで しっかり柱が立っている状態を指す。

「個」として自己確立できてはじめて、

「互恵（inter-independent）」

そして「共同創造（Co-Creation）」の
スタートラインに立つことができる。

https://medium.com/cre888/trimūrti-2a1b43183951

己の利益にしか目がない
「Taker（我利我利）」が群がると

DAOも地球も滅びるからこそ
これからより個々の自律が問われる。

これは誰かに依存し、
自身の経済の基盤をお世話して
もらっていないという意味でもある。

というのも、
自分が所属している団体では
もう自分を背負ってくれないと感じた人々が
いま大きな不安を感じている。

没個性のまま
他者に首根っこを握られていては

言いたいことも言えず
忽ち怪我や病気になる。

（※ 個で立ってさえいれば、組織内外は不問）

そういった者は
この混乱期の中で、自律に向け
まず己足元を作り直さなければならない。

これまで組織を作り
人を抱えてきたリーダー達も

抱え切れなくなると思い、
手を離し出している。

なによりも国が一番に手を離している。

一方で、組織の中に居るよりも
自分自身ではじめから独立し、

自ら旗を立てている人達は
自由に楽しく動き回っている。

場所にも時間にも縛られず、
人にも縛られることがない。

だから、この状況下で、
どんな判断を下し、どう対応するかも
自らの意思で決めることができる。

国や組織に命令される必要もない。

そのため、
この混乱期にどう対応するか、

指示を待っている者よりも
不安はとても軽い。

先に判断を下し、状況が悪化する前に、
自ら動くことができるからだ。

そういった独立した活動をしている人や
新時代の生き方を実践しているリーダー達は

この混乱期の中ほぼ全く何も変わらず、

むしろ自分たちが選んできた生き方に対して
社会の方がフィットしてきた実感を持っている。

だからこそ、

これまでの「背負う形」ではなく
それぞれが「独立」して持ち寄り合う

そういった形で新しい時代のリーダーが集う
関わり合いの場を作り上げていく必要がある。

その環境を既に作っている人は

「このゲームをどう乗り切れば良いのか？」
と いまの状況をとても楽しんでいるだろう。

そして、この生き方が、2025年以降の
次に来る自律社会のスタンダートになっていく。